「ちょっと買ってみました。」
と軽く言える金額ではないですが、買ってみました。

昨年cervelo R5をFORCEの完成車で購入し、新型REDが出るタイミングで乗せ変えるつもりでした。

以前乗っていたロードバイクはDura-Aceで組んでいたし、整備をしていてもSHIMANOの素晴らしさは充分理解しているのですが、SRAMがカッコよくて「機械式Force」「Force AXS」「Force AXS XPLR」とSRAMを使い続けています。

特徴

今回のRED AXS E1は、さまざまなメディアで取り上げられているように”ブレーキ性能の向上”が一番に出てきます。
ブレーキ性能はもちろんですが、個人的にはブラケット形状の変更もすごく気に入っています。
変更点をざっと挙げるとこんな感じ

・ブラケットを握ったままエアロポジションが取りやすくなった。
・ブラケットカバーのラインで、レバー角度が分かりやすくなった。
・ボーナスボタン、握りを変えず変速できる。
・最大30mm近づけることができるリーチアジャスト
・外にフレアしたレバー
・指四本入り握りやすくなった
・ブラケットも前作より軽くなった

ブラケットが長くなったため、ブラケットを握ったままエアロポジションが凄く取りやすくなっているし、ボーナスボタンの位置が秀逸でエアロポジションを取った状態で握りを変えず変速できます。
登坂時、ブラケットの頭を握って走ることが多いのですが、ボーナスボタンのおかげで変速がすごく楽になリました。
それと、ダウンヒルの安心感。
ブレーキ操作が楽で的確に行えるから、安定感とスピードアップにつながる。

「ブラケットが長くリーチが変わるので、ポジションが心配。」
という声も聞きましたが、僕の場合はステム、ハンドル変えず問題なくポジション出ています。

変速性能

変速性能は向上した！！と…最初は感じていました。
が、良いものに慣れてそれが当たり前になってしまいます。

グラベルバイク(旧RED)に乗ると変速が遅く感じるので、格段に良くなっているのは間違いないですね。
フロントの変速は格段によくなっています。

フラットトップチェーンは、他のブランドのチェーンに比べると耐久性が高くて嬉しいし
フルードダンパーを搭載したリアディレイラーのSRAMらしい変速フィーリングが好き。

重量

旧型RED D1 に比べて-154g
FORCE D2と比べると-376g の軽量化になっています。
FORCE完成車の時と比べると7.6kgから7.25kgになりました。
(もう少し軽くしたい…)

互換性

SRAMのAXSシリーズは全グレード互換性があります。
新しく出た、RED AXS XPLR 13sのリアディレイラーとも互換性アリ。

やり残し

チェーンリング。
既にあるものを発注済みで、入荷次第変更予定です。

総評

すごく高価なパーツですが、レバーとブレーキだけでもREDにグレードアップは自信を持ってオススメできます。
「楽に正確にブレーキングができる。」
これに勝る安心感はありません。

まだまだ日本のロードバイク界では少数派のSRAMですがimpressでのシェア率はすごく上がってきました。
SRAMに興味があるけど、何か引っかかって踏み出せない方、お待ちしております！！