2021/10/10

E-MTBでニセコのグラベルを走ってみた ①

全世界的にムーブメントが巻き起こっている「グラベルロード」

当店も例外ではございません。
週末ともなると当店のコアなお客様達は、地図を片手に山へ、森へ。

そんな様子を遠くから眺めていたのですが、この夏、全国のグラベルファンから絶賛されたアレが開催されたのです。

NISEKO GRAVEL -ニセコグラベル-

参加された方々のブログやSNSを見ていると、

「とにかくキツい」「あーここで死ぬんだと思った」

「だけど最高に面白かった」

という感想ばかり。

走りながら死を覚悟したのに、楽しかったとはコレいかに…。

さすがにずっと気になっていたけど、普段からゴリゴリに乗りまくってるSクラスの人達が死にかけてるイベントに参加する勇気はない。

そんな折も折、当店ナカニシが「10月、ニセコグラベルの時のルートを走りに行く」と言うではないか。

これはチャンス!!是非その謎の感動体験をしてみたい!と、即座に同行を決めたのであります。

しかし私、冬に切った左膝の前十字靱帯を再建して半年、絶賛リハビリ中のため脚が万全ではありません。

どうしたものか、と上層部に相談したところ「E-MTBという手があります」との提案が。

むーん…なんか皆んなが過酷だナンだ、と言ってるのはあくまでも自力で走ってるからであって、エレクトリック的なモノに頼るのはちょっとさー…なんかダサいんじゃないのー?と、眉を寄せていると

中西さんが

「いや、Eに乗った方がいいです。ハッキリ言って他の参加者、かなりグラベル 乗り込んでるから相当走れますよ。みちよさんだけ置いて行かれますよ」

え、そうなの?そんな感じ?
置いて行かれるのは悔しい、と素直な私は初のE-MTBにて初のグラベルライドをする事となったのです。

出発の前日、バッテリー満充電!準備万端!
ここ十数年体感した事のない23kgという重量級のバイクをハイエースに積み、いざニセコへ!!

ハイエースの中は、他の参加者のみんなと遠足状態。持ち寄ったおやつを分け合い、意味もなくテンション高めで、移動さえもひたすら楽しい。

ニセコまで半分ほど来たところで、リーダー中西が「ちょっとルート調査していきます」と車を停車。走りながら林道の入り口、山の地形、地図を見ていたらしい。

明日だと思っていたグラベルデビューが急に訪れ、人知れず秘かに緊張感が走る。

②へ続く。

impress cycle works

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