2021/10/13
予定外のグラベル探索…とはいえ、こっちはエレクトリックバイクである。アシスト付きである。
緊張したところで実力以上の登りは約束されているんだった、と思い出す。
まず走り出して驚愕したのが、グラベルバイクチームの人達の走りの速さよ!!
さすが中西さんが「置いていかれますよ」と釘を刺して来ただけある。
いきなりの登坂に、5段階あるうちのアシストを惜しみ無く「3」まで上げてついていく。
とにかく続く登り坂に、皆さんさすがにペースも落ちてきた様子。
気のせいじゃなければ、街中の坂道よりずいぶん勾配がキツい気がする。
しかも砂利や轍でタイヤが取られ、思うように進んでない気もする。
電力を味方にしている私は全く疲れなかったが、一応「なんかやっぱり砂利道走るの難しいですね!」とか言って、私は私なりに大変です的な雰囲気を出しつつ後方から追走。
登れば下り、下っては登るの繰り返し。さすが山。
砂利道のコーナー付きの急峻な下りなんて、名前を「地獄」と命名したいぐらい命の危険を感じる。そんな地獄行き下りコーナーをドロップハンドルで爆走していく人々。正気じゃないのかもしれない、と感じる。
MTBであれば余裕なのだが、それだと「イージーすぎてつまんない」らしい。
何故か押し登りしている私。(赤い女)
今思い出したけど「一旦止まった急斜面をアシスト掛けながら登り出す」という事ができなかった。誰かコツがあれば教えてください。
キツい、怖い、と言いながらも、全員ひたすら楽しそうにしてるのが印象的。自然に還るとはこういうことか。
街には無いものの一つとして、圧倒的なロケーションの良さ。
これは、優越感にも近い。
こんな美しすぎる風景の中を、自分の自転車で駆け抜ける事ができるとは。
正直、私はE-MTBで十分楽しめたので「もうE以外では走れないね」と思ったけど、どこか引っ掛かるのは、自然の中に入って行って遊ぶのに電気使っていいのか、ってとこ。
ラクだし、それを目的に作ってんだから、有り難く享受すればいいんだけど。今んとこ答え出ず。
翌日のニセコグラベル試走のウォーミングアップとしては十分すぎた寄り道グラベルライド。
私はともかく皆んな、走れる足は残ってるのか!?どうなんだ!?
③へ続く。
impress cycle works