2025/09/09
FULCRUMの新しいALL ROAD ホイール”SHARQ”の弟分的なホイール”SONIQ”
波打った形状のカーボンリムに目が行く
グラベルライドからエンデュランスライドを想定して作られたオールロードホイール。
先に発売されていたSHARQは、エアロスポーク、USBセラミックベアリング(カップ&コーン)などを採用し
価格は、税込¥482,900とトップカテゴリーに位置するホイール。
SONIQは、スチールスポークにシールドベアリングなどを採用し価格を税込¥293,700に抑えたセカンドグレードモデルです。
愛車のCervelo R5に装着し、いつものトレーニングコースで実走してきました。
多くの方が気にする重量。
POLYMERWORKS ENHANCE 装着時の完成車重量 7.1kg(チューブレス仕様)
FULCRUM SONIQ 装着時の重量 7.15kg(TPU仕様)
若干の微増。
ホイールの重量分の増加。(当たり前….)
走行感は、
快適性 : ☆☆☆★★ (クリンチャーだから)
エアロ : ☆☆☆☆★ (高速域の風切り音が凄い)
反応性 : ☆☆★★★
横風耐性 : ☆☆☆☆★
ウェーブ感 : ☆☆☆☆☆
快適性は、日頃チューブレスで3Bar付近で走っておりそれと比べるて落ちるのは当たり前。
チューブレスでテストすれば、5つ星だった思います。
反応性や俊敏性は、トップグレードのものと比べると、確かに劣りはします。 が…
25~35km付近までスピードに乗ると気持ちよく巡航してくれる。
使用用途や価格とのバランスを考えると非常に良くまとめられており良いホイール。
トラックが横を通過してもハンドルのフレが少なく、横風耐性は非常に良かった印象です。
速いの??遅いの?? 問題。
同じ道を、同じ平均ワットで進んだ距離、POLYMERのホイールに比べて-3m。
(風と気温、体重もほぼ同条件)
もう少し差が出るかな?と思っていましたが、ほぼ誤差。
リムのエアロ効果が高いのかな?
実際、僕のパワーで6%くらいまでの勾配では気持ちよく巡航してくれ登坂性能も高かった。
レースではなく、ロングライドやブルベを楽しむ方に特にオススメしたい。
価格と性能バランスが高次元でまとめられたホイールでした。
impress cycle works