2022/08/28
スタートする前は、一粒の雨が気になるけど、
走り出してしまえば、無数の雨が気にならない。
とはいえ、
走り始めるやいなや、逃げ場のない水溜り、深めの泥エリア、雨で掘られまくったガレ場が続発。
「こんなとこをよくスリックタイヤで…。恐ろしい…」と、ゲストの皆さんを見守っていたのですが、バイクコントロールは流石の一言。
ガレた道をスマホ撮影しながら笑って走っている。凄すぎる。
「持ってくる自転車を間違えた!」と、叫びながら走るサニーちゃん以外のお二人。
いや、どちらかというと、案内する場所をこちらが間違えている可能性の方が高い。
そんなこんなで、ワイワイしながら進んでいると、そう、例のアレが始まった。
❶「無限パンク地獄」
先にお伝えしておくと、この日のパンクは怒涛の計5回。
まさやんさん→ リア2回、つむりさん→ フロント2回、サニーちゃん→ リア1回。
見事にゲストの皆さんだけが…泣
そして全てリム打ちパンク。(※サニーちゃんのパンク原因は謎)
グラベルライドにおいて、チューブレスホイールの優位性を知る。
つむりさんは、予備チューブはいつもバルブ長の長いものを携帯しているらしい。
それであれば大体どんなリムの高さの人がいても対応できるため。なるほど。
❷「リムブレーキ止まらない地獄」
森の中に響き渡る、「止まらない!ブレーキ効かない!」の声。
一寸先が読めないグラベルフィールドの下り、ブレーキが効かないのは致命的。
「止まらない!」と言いつつも、まあまあのスピードで下っていくカーボンリムブレーキなお二人。
私ならコーナー曲がりきれず、笹藪に滑落して号泣してますね。
❸「クリート泥詰まり地獄」
私も経験あるんですけど、
私が使っているのは 「SPEEDPLAY」なんですが、うっかり泥エリア歩いてしまった後の、あのペダルのハマらなさたるや…。
焦りと恐怖で脈拍が上がります。
パンク、ブレーキ効かない、クリート詰まり、の三大地獄を抱えつつ、悲壮感ゼロで走りきった皆さんスゴイ!
やっぱりビッグイベントにゲストで呼ばれるからには、それだけの理由があるんだわ。尊敬。
実際に走った距離としては20km程度らしかったけど、個人的には距離では測れないぐらいの満足感と学びがあった一日。
そして、泥まみれになっている御三人のバイクを静かに眺めつつ、「どうか明日の本大会に響きませんように…」と祈るばかりでありました。
ゲストの皆様、ご一緒して下さった皆様、楽しいグラベルデイを有難うございました!
impress cycle works